自動車製造業者時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 07:20 UTC 版)
「スチュードベーカー」の記事における「自動車製造業者時代」の解説
1897年に最初の 電気自動車、1904年にはガソリン車を開発した。当初は他メーカーへのOEM供給が主だった。1911年にスチュードベーカーコーポレーション(Studebaker Corporation)を設立。1913年から「スチュードベーカー」ブランドでの自動車販売を開始した。特に1928年-1933年の「プレジデント」は当時量産車として最速を記録した。また1939年には当時としては目新しかった小型経済車(大衆車)の「チャンピオン」を登場させた。第二次世界大戦中はスチュードベーカーUS6などの軍用トラックや輸送車の製造に専念した。戦後すぐに乗用車生産に復帰、1947年にはいち早く レイモンド・ローウィデザインのフルサイズボディ新型モデル「チャンピオン」「コマンダー」を発表した。その特徴的なデザインは「どちらに向かって走っているのかわからない」(Coming? or going?)などとも評されたが、ビッグスリーの生産復興の遅れで戦後の自動車市場は供給不足であったこともあり、スチュードベーカー車は圧倒的な人気を集め、大きく業績を伸ばした。最初のフルモデルチェンジとなった1953年モデルもローウィのデザインで進歩的なスタイルを誇り、2年後にデビューするシトロエン・DSのデザインを先取りしていた。 1908年式スチュードベーカーブラザーズ リムジン 1916年スピードスター 1932年プレジデント・コンバーチブル スチュードベーカーUS6、1941年~1945年。 T27装甲車、1944年に試作。 1947年チャンピオン4ドアセダン 1953年コマンダー・スターライナー
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