自チーム結成とは? わかりやすく解説

自チーム結成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 04:08 UTC 版)

ブルース・マクラーレン」の記事における「自チーム結成」の解説

成功したミッドシップレイアウトという遺産食いつぶすようなクーパーチームに疑問感じ1963年テディ・メイヤー、テイラー・アレクサンダーらとプライベートチーム「ブルース・マクラーレン・モーターレーシング」を設立1964年創設されタスマンシリーズクーパーマシン参戦し初代チャンピオン獲得した。またフォード提携し開発とテスト・プログラムを担っていた。 1966年にはクーパーから独立し、オリジナルシャシーを製造するコンストラクターとして活動始めた。F1には1966年・1967年ともに参加したものの、F1が3,000ccに切り替わった中で良いエンジン入手苦労したチーム多かった中でマクラーレン例外ではなくリタイヤが多い不毛なシーズンとなった1967年は、途中3戦のみイーグル駆るが、その後再びマクラーレンから出走している。前半BRMの2,000ccエンジン搭載したM4Bで戦わざるを得ずフォード・コスワース・DFVエンジン使用するチーム・ロータス前に苦戦したが、後半はようやく完成したBRMV型12気筒3,000ccエンジン積んだM5A登場させ、小型スリムだったためかなりの戦闘力があった。この2年間は、ブルースのみの1カー体制だった。 北米スポーツカーレースCan-Amでは友人デニス・ハルムとともに選手権席巻し、「ブルース・アンド・デニー・ショー」と呼ばれたブルース1967年1969年、ハルムは1968年1970年それぞれシリーズチャンピオン獲得した。 F1で1968年よりハルムをチームメイト迎え、他にも数人ドライバーが同チームから参戦するようになったオーナーという立場であったが、ブルース友人のハルムのNo.2という立場喜んで引き受けたという。この年洗練されたアルミニウムモノコックシャーシの一部チーム・ロータス独占なくなったフォード・コスワース・DFVエンジン使用したM7Aデビューレース2位終え、第4戦ベルギーグランプリ優勝しオーナー自らチームに初勝利をもたらした自身の名前を冠したマシンでの優勝は、ジャック・ブラバム続き2例目である。 また、僚友のハルムは2勝を挙げグラハム・ヒルジャッキー・スチュワート最終戦までチャンピオン争い展開した結果3位)。コンストラクターズではチーム・ロータスに次ぐ2位に入るなど、良いエンジンさえ手に入れば優秀なマシン作れチームということ立証しチーム上位グループ仲間入り果たした

※この「自チーム結成」の解説は、「ブルース・マクラーレン」の解説の一部です。
「自チーム結成」を含む「ブルース・マクラーレン」の記事については、「ブルース・マクラーレン」の概要を参照ください。

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