臥薪甞胆
出典:『Wiktionary』 (2015/09/06 13:12 UTC 版)
成句
出典
- 春秋時代末期、呉王夫差(ふさ)が、硬い薪の上に寝て、父の仇である越の恨みを忘れないようにし、越王勾践(こうせん)を破った。策略により許された勾践は、苦い熊の肝を嘗め恨みを忘れないようにし、遂には夫差を破るに至った故事による。「嘗胆」については史記に記述があるが、臥薪について、夫差のエピソードとされたのはかなり時代が下り、さらに「臥薪嘗胆」と連なった形では、宋代以降であり、十八史略等に見られる。日本の国語辞典等でこの形での出典を史記とするのは誤り。
翻訳
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