肉芽腫とは? わかりやすく解説

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にくが‐しゅ【肉芽腫】


にくげ‐しゅ【肉芽腫】

読み方:にくげしゅ

医学用語》⇒にくがしゅ(肉芽腫)


肉芽腫 [Granuloma]

 肉芽種(にくげしゅ)という用語はかって肉芽組織から成る腫瘤(しゅりゅう)または腫瘍(しゅよう)を指したが、現在は炎症性のものをいう。普通の肉芽組織がつくる腫瘤マクロファージ(貪食細胞)あるいは類上皮細胞結節状増殖するものとがある。結核型の肉芽腫では病巣中心壊死(えし)をおこす。

肉芽腫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/30 06:09 UTC 版)

肉芽腫(にくげしゅ、英語: granuloma)は、炎症反応による病変のひとつであり、顕微鏡的に類上皮細胞マクロファージ組織球、巨細胞などの炎症細胞が集合し、この周囲をリンパ球形質細胞と線維組織が取り囲んでいる巣状病変のことである。免疫刺激の少ない異物により惹起される異物性肉芽腫と免疫反応を引き起こす不溶性粒子により惹起される免疫性肉芽腫に分類される。


  1. ^ 皮膚病理組織学用語ーにくげ”. 日本皮膚病理組織学. 2023年3月30日閲覧。
  2. ^ Murray (1999)
  3. ^ 三田村忠行 (1999)。
  4. ^ 山木戸道郎 (1999)。
  5. ^ Sell, Stewart & Wisecarver, James L. (1996), p.585


「肉芽腫」の続きの解説一覧

肉芽腫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 08:50 UTC 版)

肝毒性」の記事における「肉芽腫」の解説

薬剤性肝肉芽腫は、通常他の組織の肉芽腫と関連しており、患者通常全身性血管炎および過敏症特徴有する50種類上の薬剤関与しているとされる該当する薬剤アロプリノールフェニトインイソニアジドキニーネペニシリンキニジン

※この「肉芽腫」の解説は、「肝毒性」の解説の一部です。
「肉芽腫」を含む「肝毒性」の記事については、「肝毒性」の概要を参照ください。

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