総裁選の幕開け
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「2008年自由民主党総裁選挙」の記事における「総裁選の幕開け」の解説
内閣総理大臣の福田康夫は、8月2日に内閣改造と党役員人事に着手(福田康夫改造内閣)、8月下旬には第170回臨時国会の召集時期を決定し、総合経済対策を発表し、党役員らには臨時国会の重要法案の成立へ最善を尽くすよう指示をしていた。 しかし、9月1日夜に福田は内閣総理大臣官邸において緊急記者会見を行い、突如首相と自民党総裁の辞意を表明した。臨時国会の召集日が決まっており、9月末の国連総会で日本の首相として3年ぶりに出席し演説を行う予定であった矢先であった。 この事態に対して、幹事長の麻生太郎(麻生派)ら党執行部は、 国連総会には、新しい首相に出来るだけ出席して欲しい 民主党と公明党が党大会と代表選挙をそれぞれ控えている ことを考慮し、9月10日告示、9月22日投票とする選挙日程案を示し、臨時役員会や臨時総務会で了承された。選出方法も総裁公選規程の通りに行われる事となった。9月3日の両院議員総会でこの報告が行われたが、若手中堅議員から党の現状や総裁選の選出について厳しい意見が出された。
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