組曲第2番とは? わかりやすく解説

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ゴドフスキー:組曲 第2番

英語表記/番号出版情報
ゴドフスキー:組曲 第2番Suite No.2

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 アリエッタ Arietta1分30秒 No Image
2 サラバンド Sarabande1分30秒 No Image
3 子守歌 Cradle Song1分00 No Image
4 バガテル小ワルツ) Bagatelle (Valsette)1分00 No Image

ラフマニノフ:組曲 第2番

英語表記/番号出版情報
ラフマニノフ:組曲 第2番Suite No.2 Op.17作曲年1900年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 序奏 "Introduction"5分00 No Image
2 ワルツ "Valse"6分30秒 No Image
3 ロマンス "Romance"6分00 No Image
4 タランテッラ "Tarantelle"6分00 No Image

作品解説

2007年9月 執筆者: 和田 真由子

2台のピアノのための作品
1892年ペテルブルク音楽院卒業後、順調に作曲進めていたラフマニノフであったが、1897年初演した作品交響曲第一番》の失敗機に、ひどく自信喪失してしまう。しばらくの間作曲ができなくなるほどの精神的痛手であったが、この《組曲 第2番》は、そんなラフマニノフ自信とりもどしつつあった頃の作品である。190001年にかけて作曲された。同時期には、かの有名なピアノ協奏曲第2番》も並行して作曲されていた。

1.序奏 / Suite No.2 op.17-1 アラ・マルチャ
力強く、厚みのある和音ではじまる。堂々とした威厳と、希望の光満ちた行進曲その中で顔をのぞかせる抒情的な旋律もまた魅力的である。

2.ワルツ / Suite No.2 op.17-2
ワルツリズムにのせて、美しメロディ優雅で楽しい雰囲気をもってうたわれる三拍子二拍子フレーズ交差は独特のリズム面白みつくりだしている。

3.ロマンス / Suite No.2 op.17-3 アンダンティーノ
ラフマニノフならではの詩情あふれる旋律魅力的な作品旋律変形展開しながら、徐々にテンポ速める豊かな響きをもったクライマックののち徐々に穏やかさとりもどし静かに曲を閉じる。

4.タランテッラ / Suite No.2 op.17-4 プレスト
軽快で、色彩豊かさ輝き満ちたこの楽章は、4曲中最も人気高く最後まで聞き手つかんで離さない強烈なインパクト魅力あふれた傑作である。使用されているタランテラの主要主題は、イタリア民謡集から引用変形したのである。また東洋風第2主題をもつ。最後は、興奮高まりと共に一気に曲をとじる。


組曲第2番




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