紫壁領フォストリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/11 16:13 UTC 版)
「ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち」の記事における「紫壁領フォストリス」の解説
アイヤールの内周にあるが、蛮族の勢力下にある《無法領》と《封鎖領》という2つの危険地帯に隣接するので軍備の増強に余念が無い。優秀な騎士を輩出してきたことで知られており、領内の騎士学校には各地から有力者の子女が集まる。 “天馬の姫”ジャスティン・フォストリス・アイヤール アイヤール《蒼穹騎士団》ペガサス隊のリーダー。ジークたちからは高貴の身と目されていたが、いたってくだけた話し方をする。包囲されたルーフェリアへの帰還を急ぐぞんざい勇者団を部下たちと天馬で送り届けた後、1人残って諜報活動を行っていたが、決戦時に再度隊を率いて飛来し、ジークたちを支援した。さらにその後もすぐには帰還せず、カラハで騎獣育成の見学をしていた。 その正体は予想された通りアイヤールの第2位皇位継承者だった。9巻では誘拐された姉ミスティンを救出に向かおうとはやったため、軟禁されていた。ジャスティ自身の意思にかかわりなく、彼女を皇位に据えるため上位を追い落とそうとする政治的な思惑をもつ勢力がいるせいである。10巻では謹慎を申し付けられ、《紫壁領》をまとめなおしている。11巻では《青嵐領》に保存されていたアレン配下の本来の肉体を破壊して、フーギを襲撃するアンデッドを動かす魂とのつながりを弱め、遠方から戦いの勝利に貢献した。 『リターンズ』では養父の失脚にともないフォストリスの領主代行も務めることになった為、激務に辟易している。 ライルバート フォストリスの領主。ジャスティの養父にして後見人。《無法領》の脅威に対抗し続けているため、領内では慕われている。しかしジャスティを皇位に据えようとするあまり、セラフィナとミスティンを追い落とす陰謀を企んでいた。 事件解決後、爵位を剥奪されて蟄居を申し付けられた。 『リターンズ』ではジャスティンに激務の鬱憤をぶつけられた他、女帝暗殺計画の詳細を知っているとジーク達に思われた事で彼らから尋問された。 パーシバル・キンドル 騎士学校の学生。実家は《皇城領》の伯爵家。正義感の強い性格で、父が女帝暗殺計画にかかわっていることを小耳に挟み、騎士学校に潜入中のジークを見込んで阻止のために力を貸すよう頼んでくる。 なお、事によっては父親を処断する覚悟でいたが、実は父親は息子の正義感の強さからわざと情報を漏らして女帝暗殺計画の阻止に動く事を期待していた事が後に判明した。
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