精の司【セイノツカサ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7764号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の司 よみ:セイノツカサ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「桂林」に10月咲白色系八重混合花粉を交配して育成されたものであり,花は黄白色の大輪で切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは中,色は褐,強さはやや強,中空の程度は小,摘心後の分枝性は中,側らいの発生程度はかなり少,節間長はかなり短である。葉身長,葉幅及び葉の縦横比は中,葉柄の長さは長,一次欠刻はやや深,表面及び裏面の色は中,毛じの多少は少,光沢度及び厚さは中,硬さはやや硬,葉柄の着生角度は上向き,葉の巻き方は有,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は2深裂,大きさは小,分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大,厚みは中,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数はやや多である。管状花数はかなり少,分布は集中,長さは中である。花弁の形は舟底弁,先端の形は丸い,花弁の長さは大,幅は狭,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と同色,花たくの形は盛り上がったドーム状,大きさはやや小,総ほうの大きさ及び花首の太さは中,長さは短,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性は早である。「寒精雪」と比較して,茎の色が褐であること,葉が巻くこと,花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において,「桂林」に10月咲白色系八重混合花粉を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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