精の印【セイノシルシ】(草花類)
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登録番号 | 第12423号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の印 よみ:セイノシルシ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 12月 9日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「精の輝」に育成者所有の夏秋系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は明緑黄色のやや大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや細、色は褐、強さは強、中空の程度は無、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長は中、葉幅はやや狭、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、葉の先端部分の形は鈍円、一次欠刻は深、葉裂片縁部の重なりの程度は重なる、表面及び裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数は少、分布は集中、長さは小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅は中、外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)、裏面の色は浅緑黄(同2703)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはやや小、花首の太さはやや太、長さはかなり短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「精の輝」と比較して、側らいの発生程度が少ないこと、葉の先端部分の形が鈍円であること、「精の新」と比較して、葉裂片縁部が重なること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の温室(広島県福山市)において、「精の輝」に育成者所有の夏秋系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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