粒子フルエンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/21 16:20 UTC 版)
粒子フルエンスとは、放射線工学の分野で用いられる量で、ある球体に入射する粒子の数を、その球の大円の断面積で除したものである。 計量単位規則では「粒子が1平方メートルの大円の断面を有する球形の空間につき1個の割合で入射するときの粒子フルエンス」と定義されている。 放射能に関する単位と量[編集]量単位記号定義導入年SI単位放射能 (A) キュリー Ci 3.7 × 1010 s−1 1953年 3.7×1010 Bq ベクレル Bq s−1 1974年 SI単位 ラザフォード Rd 106 s−1 1946年 1,000,000 Bq 照射線量 (X) レントゲン R esu / 0.001293 g(空気) 1928年 2.58 × 10−4 C/kg フルエンス (Φ) 毎平方メートル m−2 m−2 1962年 SI単位 吸収線量 (D) エルグ erg erg⋅g−1 1950年 1.0 × 10−4 Gy ラド rad 100 erg⋅g−1 1953年 0.010 Gy グレイ Gy J⋅kg−1 1974年 SI単位 等価線量 (H) レム rem 100 erg⋅g−1 1971年 0.010 Sv シーベルト Sv J⋅kg−1 × WR 1977年 SI単位
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