粒子サイズによる分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 12:41 UTC 版)
粒子サイズが100nm (0.1µm) 程度以下の分散系は、(相を問わず)コロイドとも呼ばれる。コロイドとその上下で、系の性質は次のように変わる。ただしこれらの違いは明確ではなく、連続的である。 分散系コロイド粒子サイズ 1nm以下 1nm - 100nm 100nm以上 光学顕微鏡 見えない 見えない 見える 電子顕微鏡 存在がわかる 見える 見える 透明度 透明 半透明 強くにごる 半透膜 通る 通らない 通らない 濾紙 通る 通る 通らない 分散媒が液体であるコロイドをコロイド溶液と言い、系全体の粘性により、低粘度で液体状のゾルと高粘度で固体状のゲルに分かれる。
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