第7回大会〜第8回大会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 02:28 UTC 版)
第6回大会終了後、体調が回復するまでに半年かかったと語っている。また、医者から運動をしてはいけないとストップがかかり、山田は当時の状況について、「第7回大会はほとんどトレーニングなしでチャレンジしました。もしも、そこで体調が悪化したらさすがにアウトかなと思ったので、このときは妻と子どもを連れて行きました。いくらなんでも死んでまでやるわけにはいきませんので」と振り返っている。 同大会は、1stそり立つ壁に到達した時点でのタイムが前回と比較して10秒以上遅いペースとなった。さらに直近の2大会クリアしていたそり立つ壁で2度失敗してしまったことが原因となり、ロープクライムでのタイムアップで自身初の1stリタイア。出場者の中で唯一だった初出場からの6大会連続1stクリアの記録も途切れた(ゼッケン100)。 第8回大会は、再び引退を決意しての挑戦となった。同大会は台風接近で大雨の中、幾度も中断を繰り返すコンディションの中で行われた。山本進悟、秋山和彦のリタイア後、ゼッケン100番での挑戦となった。50人がリタイアを喫したスタートエリア・五段跳びは古館に「100人中1番と申し上げてもいいでしょう」と実況されるほどスムーズに突破。そり立つ壁まで到達するも、雨の影響で滑りやすくなった壁に助走の段階で滑ってしまい、計2回失敗。残り時間10秒で動きを止め、タイムアップとなる。自身初の2大会連続での1stステージリタイアとなった。 山田自身は基本的に左右対象のエリアは左側を選択するが、(丸太上り、そり立つ壁は左側鉄則)雨の影響で最も滑りやすかったのが左側のコースだった。確認のため、真ん中のコースを選択すると一発で成功という結果となった。その後、パフォーマンスとしてゴール地点まで行き、拍手の止まない観客席に礼をした。
※この「第7回大会〜第8回大会」の解説は、「山田勝己」の解説の一部です。
「第7回大会〜第8回大会」を含む「山田勝己」の記事については、「山田勝己」の概要を参照ください。
- 第7回大会〜第8回大会のページへのリンク