第43節 前半
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「2003年J2第43節・最終節」の記事における「第43節 前半」の解説
15:04に福岡と平塚で、1分遅れて広島でキックオフ。 最初に試合が動いたのはビッグアーチだった。前半6分、広島FW中山元気がヘディングで落としたボールをFWマルセロが決めて広島が先制する。 福岡 0 – 0 新潟 広島 1 – 0 鳥栖 湘南 0 – 0 川崎 第43節10分時点での仮想順位順位チーム勝点勝利引分敗戦得点失点得失点差備考- 1 アルビレックス新潟 86 26 7 9 78 38 +40 J1昇格 - 2 サンフレッチェ広島 86 25 11 7 63 32 +31 J1昇格 - 3 川崎フロンターレ 81 23 12 7 84 44 +40 次に試合が動いたのは平塚。開始早々は湘南に押し込まれる場面もあった川崎だが、徐々に支配率を高め、前半26分に川崎MF長橋康弘の30mドリブル突破からFWジュニーニョにスルーパス。これをジュニーニョが決めて川崎が先制する。この時点で終われば、3チームの昇格争いは最終節にもつれ込むことになる(ただし、得失点差の関係で新潟が有利な状況ではあった)。 福岡 0 – 0 新潟 広島 1 – 0 鳥栖 湘南 0 – 1 川崎 第43節30分時点での仮想順位順位チーム勝点勝利引分敗戦得点失点得失点差備考- 1 アルビレックス新潟 86 26 7 9 78 38 +40 - 2 サンフレッチェ広島 86 25 11 7 63 32 +31 - 3 川崎フロンターレ 84 24 12 7 85 44 +41 先制後守りを固めた広島だったが、必要以上にゾーンを下げたためか鳥栖に押し込まれる場面を作られ、前半35分に、鳥栖のセットプレーからFW鳴尾直軌に同点ゴールを決められ、試合は振り出しに戻る。これにより、新潟昇格決定の可能性が再浮上した。 福岡 0 – 0 新潟 広島 1 – 1 鳥栖 湘南 0 – 1 川崎 第43節35分時点での仮想順位順位チーム勝点勝利引分敗戦得点失点得失点差備考- 1 アルビレックス新潟 86 26 7 9 78 38 +40 J1昇格 ↑ 2 川崎フロンターレ 84 24 12 7 85 44 +41 ↓ 3 サンフレッチェ広島 84 24 12 7 63 33 +31 一方、博多の森では、中盤を支配し左サイドのMF古賀誠史とDFアレックスの連携で新潟の右サイドを攻略する福岡と、前線に残ったFW上野優作を軸に少ないパスでチャンスを繰り出す新潟による一進一退の攻防が続いていたが、前半39分、右サイドに開いた福岡FW福嶋洋がFWベンチーニョに送ったパスが新潟の守備陣形を崩し、ベンチーニョがゴールをきめて福岡が先制する。この時点で新潟の昇格確定の可能性が一旦消滅した。 福岡 1 – 0 新潟 広島 1 – 1 鳥栖 湘南 0 – 1 川崎 第43節40分時点での仮想順位順位チーム勝点勝利引分敗戦得点失点得失点差備考- 1 アルビレックス新潟 85 26 7 10 78 39 +39 - 2 川崎フロンターレ 84 24 12 7 85 44 +41 - 3 サンフレッチェ広島 84 24 12 7 63 33 +30 このまま前半を終了すると思われたが、前半終了間際の43分にマルセロが受けたファールからフリーキックを獲得。これをMF森崎浩司が直接決めて広島が再び勝ち越し。このまま、各スタジアムとも前半を終了する。 福岡 1 – 0 新潟 広島 2 – 1 鳥栖 湘南 0 – 1 川崎 第43節前半終了時点での仮想順位順位チーム勝点勝利引分敗戦得点失点得失点差備考↑ 1 サンフレッチェ広島 86 25 11 7 64 33 +31 ↓ 2 アルビレックス新潟 85 26 7 10 78 39 +39 ↓ 3 川崎フロンターレ 84 24 12 7 85 44 +41
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