第36節までの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 01:44 UTC 版)
「2011年J2最終節」の記事における「第36節までの経緯」の解説
2011年のJ2は、前年降格組のFC東京が頭一つ抜けだし、これを栃木SC、ジェフユナイテッド千葉、そして徳島といったクラブが追うという構図で展開された。しかし栃木はリーグ中盤に引き分けを挟む5連敗で失速して昇格争いから脱落、千葉もリーグ中盤に引き分けを挟む4連敗があって一歩後退。代わって、序盤は2桁順位に沈みながら、第17節からの18試合で12勝2敗4分けの戦績で勝ち点を一気に上積みした札幌と、折り返しの第7節終了(17試合消化)時点では7位にとどまりながら、その後の第24節から16試合負けなし(11勝5分け)で波に乗った鳥栖が昇格争いに絡むこととなった。 第36節、首位のFC東京がアウェーでガイナーレ鳥取に勝利して自力で3位以内(J1昇格)を確定、さらに2位の鳥栖がホームでギラヴァンツ北九州相手に17試合振りの黒星を喫したことで、FC東京のJ2優勝が決定する。一方、勝ち点62で並ぶ2チームのうち、4位札幌はザスパ草津相手に勝利目前のロスタイムからまさかの逆転負けを喫するも、3位徳島が湘南ベルマーレに勝利したことで、2試合を残して3位徳島と5位北九州との勝ち点差が7となり、可能性をわずかに残していた北九州と千葉の昇格が消滅。この時点で昇格争いは勝ち点差3にひしめく鳥栖・徳島・札幌の3チームに完全に絞られた。 第36節終了時点での上位順位表順位クラブ試合勝点勝利引分敗戦得失点差得点失点1 FC東京 36 74 22 8 6 +45 65 20 2 サガン鳥栖 36 65 18 11 7 +31 63 32 3 徳島ヴォルティス 36 65 19 8 9 +17 51 34 4 コンサドーレ札幌 36 62 19 5 12 +14 45 31 5 ギラヴァンツ北九州 36 57 16 9 11 +0 42 42
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