第11巻「妹たちのパジャマパーティ」
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「エロマンガ先生」の記事における「第11巻「妹たちのパジャマパーティ」」の解説
エルフが全裸で、正宗が寝る紗霧家のベッドに潜り込んできた。その光景を発見した紗霧は、エルフを全裸の状態のまま自室に連行し、また「浮気者!」と言って正宗を家から追い出す。 その結果、以前からの女友達である高砂智恵のもとへと行った正宗は、「取材のための恋バナ集め」を兼ねて外出し、智恵や、先日の文化祭で知り合ったムラマサの幼馴染みである宇佐美鈴音たちと恋愛について話す。その中で正宗は、自分の紗霧に対する想いを語った。 その後、まだ紗霧は怒っているだろうかと恐れ恐れ帰宅した正宗だったが、実はスマホ越しに正宗の話を聞いていた紗霧はすっかり機嫌を良くし、正宗に甘えてくる。また自分も恋バナがしたいと言いだし、酔って帰宅してきた京香までもが「修学旅行の夜のような」恋バナがしたいと乗っかってきた。そこで紗霧は、自分と仲の良い女子を家に集めてお泊まり会をすることにする。 参加者達は皆はリビングに布団を敷いて寝転がり、正宗が自室に引き上げた後、互いに好きな人、好みのタイプ、恋愛観などについてのガールズトークを始める。最後に紗霧が正宗について語り出し、自分が一番正宗を愛しているから誰にもあげない、自分が正宗を幸せにすると宣言する。 翌日、正宗が挙動不審で自分を避けているような雰囲気を感じ取った紗霧だが、原因が思い当たらない。そこで紗霧は、女子高生が恋愛相談に乗るというWebサイトを見つけ、そのサイトの管理人“きりりん”とチャットする。一方、その日のアニメ脚本会議後、正宗は真希奈より月見里がんまというマンガ家を紹介される。彼女から、自分はいつのまにか既にいた彼氏より仕事を選んでいて結果フラれたこと、仕事と恋愛の両立は困難だという話などを聞く。だが正宗は、自分は常に紗霧を選ぶが、夢も恋も諦めないと決意を新たにする。 帰宅した正宗は夜、紗霧と話し合う。正宗は昨夜の女子会の時、アルミの手引きで密かにその場に紛れ込み、紗霧の話を聞いていたことを白状する一方、もし「自分たちの夢」が失敗したらと考えて怖くなってしまったため、今日は挙動不審になってしまったと語る。だが紗霧は、その恐怖は自分も抱えているから、何があっても互いに相手を幸せにしようと約束した。
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