満洲に関する露清協定
(第二次露清密約 から転送)
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満洲に関する露清協定(まんしゅうにかんするろしんきょうてい)は、1900年11月11日にロシア帝国の遼東租借地司令官エヴゲーニイ・アレクセーエフと大清帝国の盛京将軍増祺とのあいだで交わされた密約。第二次露清密約(だいにじろしんみつやく)と呼ぶことがある。この密約は、諸列強の知るところとなって問題視され、1901年4月のロシア帝国官報によっていったん廃案となったが、交渉そのものはのちに再開されて1902年4月8日のロシア・清国両政府による満洲還付条約へとつながった。
注釈
出典
- ^ a b c d e f 古屋(1966)pp.24-25
- ^ a b 佐々木(2002)pp.240-242
- ^ a b 小林(2008)pp.24-26
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 阿部光蔵,「満州問題をめぐる日露交渉 -義和団事変より日露戦争直前における日・露・清関係-」『国際政治』 1966巻 31号 1966年 p.30-51, doi:10.11375/kokusaiseiji1957.31_30
- ^ 隅谷(1974)pp.243
- ^ 飯塚(2016)pp.62-63
- ^ 原田(2007)pp.198-199
- ^ 御厨(2001)pp.379-380
- ^ a b 鈴木(1969)pp.435-437
- 1 満洲に関する露清協定とは
- 2 満洲に関する露清協定の概要
- 3 脚注
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