第二巻 - 第七巻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 17:13 UTC 版)
「強いとはどういうことなのか」という迷いを持ち暗中模索していた文七だったが、周囲の格闘技界は文七を中心に回り始めたようであった。まずは師、泉宗一郎敗北の報を聞いた藤巻十三が殺人容疑で指名手配中にもかかわらず姿を現し、竹宮流の最強を証明すべく文七に挑む。藤巻との決着はつかなかったが、その後文七は北辰館の実力者、堤城平と東洋プロレスのリングを借りて試合をすることになる。一方、東洋プロレスでは中堅レスラー長田弘が真剣勝負でのプロレスの強さを証明するため北辰館に挑戦状を叩き付け、松尾象山はそれに応えて北辰館の全国トーナメントのルールを改定、投げや関節技の使用を認め、様々な格闘技の使い手の出場を促した。 異種格闘技戦の趣となった北辰館トーナメントでは、長田が苦戦しつつも勝ち上がる一方、松尾象山の懐刀と言われる姫川勉が超人的な強さを発揮して勝ち進む。決勝で相見えた2人の戦いは、圧倒的な姫川の攻撃をかいくぐって左肘の靭帯を破壊することに成功した長田の勝ちに思われたが、姫川は片腕を破壊されながらもなお戦い続け、長田を倒す。北辰館トーナメントを制したのは姫川勉であった。直後、姫川に因縁を持つ藤巻十三が乱入し戦いを挑むも、激戦の末に敗れる。
※この「第二巻 - 第七巻」の解説は、「餓狼伝」の解説の一部です。
「第二巻 - 第七巻」を含む「餓狼伝」の記事については、「餓狼伝」の概要を参照ください。
- 第二巻 - 第七巻のページへのリンク