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だいいち‐てつがく【第一哲学】

読み方:だいいちてつがく

アリストテレス哲学で、自然的存在などの特殊な存在ではなく存在存在一般として問題にし、その根本原理研究する部門形而上学


第一哲学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 02:15 UTC 版)

第一哲学(だいいちてつがく、ギリシア語: prōtē philosophiaフランス語: la philosophie première英語: the first philosophy)とは、アリストテレスによって提唱された哲学の一分類(法)であり、存在しているということをテーマ問題として ≪存在すること≫の根本原理や根本原因を研究する学問のこと。


  1. ^ 注 - そして現代の学問体系では、自然科学や数学というのは哲学の一分類とはされておらず、そして現代に哲学とされている学問というのは昔のように最上位の学問として位置付けられておらず、理論的諸学の一つ、という位置づけで、ほかの学問と同等の位置付けとなっている。


「第一哲学」の続きの解説一覧

第一哲学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:34 UTC 版)

不動の動者」の記事における「第一哲学」の解説

アリストテレスは『自然学第8巻『形而上学』第12巻で、「感覚的な世界におけるすべての全体性秩序最終的に責任を負う不滅不変存在なければならない」と主張した。 『自然学』(第8巻4~6)においてアリストテレスは、ありふれた変化説明することに「驚くほどの困難」を見出し四つの原因による説明というアプローチ支えるために「かなりの技術的な機構」を必要とした。 この「機構」には、潜在性現実性質料形相論、カテゴリー理論、そして「大胆興味そそられる議論、すなわち、変化存在するだけで、第一原因仮定が必要であり、その必要な存在運動の世界絶え間ない活動支えている(自らは)動くことがなく(他のものを)動かす者が必要であるというもの」が含まれるアリストテレスにとっての「第一哲学」である『形而上学』原義は「自然学次なる書」)では、独立した神の永遠不変非物質として不動の動者(πρῶτον κινοῦν ἀκίνητον)の神学展開されている。

※この「第一哲学」の解説は、「不動の動者」の解説の一部です。
「第一哲学」を含む「不動の動者」の記事については、「不動の動者」の概要を参照ください。

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