競技用具・服装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 04:18 UTC 版)
ジャージなどを着る。選手は全員、目の上にガーゼの眼帯をした上に黒く塗られたアイシェード(目隠し)を着け、中に鈴が入ったゴムボール(1.25kg)の音を聞きながら競技する。試合中にアイシェードに触れる行為は反則となる。 ボール ゴールボールは、バスケットボール(直径約24cm・周囲約75.5cm)とほぼ同じ大きさで、中は空洞になっている。だが、硬いゴムでできていて、重さはバスケットボールのほぼ2倍の1.25㎏ある。ボールには、中に鈴が2個入っており、その音が聞こえるように上半球に4つ、下半球に4つと合計8か所の小さい穴が交互に空けられている。そのため、ボールには空気が入っておらず、弾みにくいボールになっている。 アイシェード 視力や視野などの障害の程度で差が出ないよう、すべての選手は黒く塗りつぶされたアイシェード(目隠し)を着用しなければならない。試合前や試合中もアイシェードがズレていないか、審判が厳しい確認をしている。スキー用ゴーグルを使う選手もいるが、ゴールボール用アイシェードを使用している選手もいる。スキー用ゴーグルを使用する場合は、ゴーグルを顔に当てたときにレンズや通気口の部分から光が見えないようテープ等でカバーすることが重要。 アイパッチ アイシェードの下にはアイパッチを貼って徹底的に視覚がふさぐ。アイパッチは選手の顔に直接貼られる。 ユニフォーム ユニフォームはサッカーやバレーボールなどのユニフォームを代用しても構わないが、表と裏の両方に最低20cmの大きさの選手番号がはがれないように貼り付けられていることが必要。オフィシャルやスコアラーからも見えやすいように、選手番号は読みやすい色を選ぶ必要がある。 ひざ・ひじ・腰パッド スポーツ用品店で購入できるパッドであれば問題はない。腰のパッドは必須ではないが、多くの選手はホッケーやサッカーのゴールキーパーパンツを好んで使用している。これらのパンツの使用は許可されているが、チームメンバー全員が同じ色とスタイルのものを使用しなければならない。
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