童話から現代の民話まで
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「松谷みよ子」の記事における「童話から現代の民話まで」の解説
「早大童話会」も参照 疎開先の長野で坪田譲治に面会し(1947年)、東京で1948年に再び門を叩き教えを乞うようになる。坪田が1951年に創立したびわの実学校にも参加し、以後びわの実会では坪田の引退後も責任編集などを担当、1997年3月から2007年11月まで、児童文学同人誌『びわの実ノート』全33冊を刊行する。 地元の練馬で1972年、私設文庫「本と人形の家」を設けて、読者としての親子にも触れる 。また自身の離婚を『モモちゃんとアカネちゃん』に取り入れ、子どもが体験する両親の離婚として児童書で初めて取り上げた。 童心社の編集長・稲庭桂子(当時)と1964年の「おはなしだいすき」の作品を取り上げ、乳児向けとして「あかちゃんの本」の作成を企画。1967年に刊行された『いないいないばあ』、〈あかちゃんの本〉シリーズとして『いいおかお』(1967年)、『もうねんね』(1968年)、『のせてのせて』(1969年)、いわさきちひろを作画に招いて『おふろでちゃぷちゃぷ』『もしもしおでんわ』(1970年)を出版、中央児童福祉審議会推薦の「よい絵本」に選ばれる。2020年に出版50年を迎え、200万部が買われた『おふろでちゃぷちゃぷ』をはじめ3世代に読み継がれている。
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