秘球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 09:10 UTC 版)
クッポロ タッポロそっくりな、いわゆる絵空事でいうところのパラレルワールド。秘球最大の都市。 ムームーン谷 非常に内気でスローペースな平和主義者のムームーン族という秘球の原住生物が住んでいる。
※この「秘球」の解説は、「ゆるゆる劇場」の解説の一部です。
「秘球」を含む「ゆるゆる劇場」の記事については、「ゆるゆる劇場」の概要を参照ください。
秘球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 01:50 UTC 版)
本作では魔球のことを「秘球」と呼ぶ。なお、一峰大二によれば福本の原作には「これまで誰も見たことのなかったような球だった」といった抽象的な記述だけで、どのような秘球なのかという説明が一切無かったため、担当編集者の宮原照夫と喫茶店で話し合って決めたとのこと。 黒い秘球 最初から使用できた秘球。球がバッターの手元で残像を残しながら落ちていくと同時に黒くなる。黒い球を打ってもバットをすり抜けてしまう。その正体は超高速のナックルボールで、落ちるまえの球の影が落ちた後の球に当たるため、球が黒く見えてしまう。見えている球はいずれも残像である。山城が回転打法でホームランを打つ。 まぼろしの秘球 球がスクリュー状に回転することで、周囲の砂埃を巻きあげて球が見えにくく、近づいてくると巨大に見える。蟻川は雪玉の中にボールを込めて、中のボールを叩く特訓を行った上で、「黒い秘球」を打つと宣言し、椿にまぼろしの秘球を投げさせて攻略する。 ゼロの秘球 上に白い球、下に黒い球が連続して飛んでいくような描写がされた秘球。手裏剣が大きく縦に弧を描いて飛んでいく「伊賀の秘投」を椿は祖父から伝授された。これを応用したものであり、黒い秘球と同様の理屈で下の球が黒くなり、また連続して飛んでいくように見える。だが、連続して弧を描きながら飛ぶため、カマイタチ現象が起きてしまい、バッターを切り裂いてしまう恐れがある。この秘球は誰にも打たれなかったが、ゼロの秘球を打てなかった柳生がその腹いせに、この事実をさぐりあてて暴露したために野球連盟はこの秘球の使用を禁止した。 光る秘球 球の回転で周囲の水蒸気を吸い寄せ、そこに球場の照明が当たることで光の反射が起こり、球が目がくらむほど光る。そのためナイターでないと使えない。山城は光る秘球の秘密を暴き、光る秘球を回転打法でホームランした。 魔の秘球 球が螺旋状に飛び、巨大化したように見せることで相手に恐怖感を与える秘球。那智の太いバットのバット投げつけ打法でホームランされる。現実の野球ではこの太すぎるバットは使えず、バットを故意に離すことは危険でルール違反になり退場される。 かすみの秘球 最後の秘球。魔の秘球をあやまって柳生に当てて重傷を負わせてしまった椿は魔の秘球を封印することを決め、新たにこの秘球を編み出した。投球モーションの途中で球が飛んでくるので打つタイミングがとりづらい。実は投球モーションの途中で手首だけで球を投げていた。そしてこの球はバットをよけて通るが、その理由が明かされることはなかった。かすみの飛球は後に本作と同じ宮原照夫が担当編集者となった『巨人の星』の星飛雄馬の大リーグボール3号と共通点が見られる。アンダースローで手首(3号は指)だけで投げられていることやバットをよけること、どちらも投手の投手生命を奪ったことなどである。
※この「秘球」の解説は、「黒い秘密兵器」の解説の一部です。
「秘球」を含む「黒い秘密兵器」の記事については、「黒い秘密兵器」の概要を参照ください。
- >> 「秘球」を含む用語の索引
- 秘球のページへのリンク