秘石と再生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:47 UTC 版)
ペジテ市の地下坑道で、内部構造やエンジンを持たない特殊な巨神兵の骨格が発掘され、骨格に繋がれた黒い箱の中には秘石が置かれていた。工房技術者はこれを巨神兵を動かす制御装置と考え、中の石を右のくぼみから左のくぼみに移したが、その時には何の変化もなかった。数日後、骨格に心臓と筋肉が形成され、箱は巨神兵の胎盤だと判明する。火の7日間の再現を恐れて秘石を外した為、巨神兵の成長は止まった。その後破壊を試みるも、火や爆薬では傷を付ける事も適わず、坑道の奥に放置された。 これを知ったトルメキアが奪取に乗り出し、ペジテ市を壊滅させるが、秘石を王女ラステルによって持ち出された為蘇生を断念する。秘石は救助に駆けつけたナウシカの手に渡り、ラステルの遺言に従い双子の兄アスベルに返還された。アスベルは腐海の底に捨てたと語りつつ、秘石を隠し持つ。
※この「秘石と再生」の解説は、「巨神兵」の解説の一部です。
「秘石と再生」を含む「巨神兵」の記事については、「巨神兵」の概要を参照ください。
- 秘石と再生のページへのリンク