福山鯛うずみ
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福山ばら祭2010で行われた、福山ぶちうまグランプリでグランプリを取った料理。福山ぶちうまグランプリは市民一般から福山の食材を使ったレシピを集め134レシピの中から1次・2次審査を経て、ばら祭当日に6品を市民に試食してもらいグランプリを選んだ。その6品の中で主婦の松崎明代が応募したレシピが241票を獲得しグランプリに輝いた。2位は福山豚じゃがコロッケで232票であった。 ばら祭2010の福山ぶちうまグランプリで提供されたレシピは以下の通り。そのままでも食べられるが出汁を掛けて二度楽しめる料理となっている。現在、福山の飲食店で鯛うずみを出す店があるが、多くはアレンジして提供している。 材料4人分・米 1 1/4カップ(2合)・鯛の切り身 200~300グラム・昆布 1枚(5cm×8cm)・玉ねぎ 1/4玉・うまだし (醤油・みりん 各1/4カップ 水 1 1/2カップ 削りかつお 一掴み)・薬味 刻み海苔 柚子の皮もしくはレモンの皮 わさび (皮は千切り)仕上げにかける出汁の材料・一番出汁・塩・薄口醤油・酒一番だしをとる。鍋に600ccの水と昆布を1枚入れて火にかけ、煮立つ直前に昆布を取り出す。昆布だしが煮立ってきたら削りがつおを加え、ひと呼吸してすぐ火を止める。絞ったぬれぶきんを使ってこす。こしただし汁を火にかけ、塩・うすくち醤油を入れ煮立ったら酒を加え味を整える。 1. 米を洗いうまだしを作る。・米を洗いざるにあげて置く。・うまだしはすべて鍋に入れて中火にかけ 煮立ったら火を消しぬれ布きんでこす。2. 生鯛を蒸す。・器に昆布を敷き鯛を置く。(深みのある器)・強火で5~6分蒸す。蒸しあがったらうまだしをかけ冷やす。3. 米を炊く。・鯛を浸しておいたうまだしを米と同量加え、足りない分は水をたす。 鯛を敷いておいた昆布・塩小1/2・1cm角に切った玉ねぎを加え炊く。4. 盛り付け・3 が炊けたら昆布を取り除き、器にご飯を敷き、 2 の具を並べ、またその上へご飯を敷き具を隠す。 お好みできざみねぎ・刻み海苔・ゆずの皮を散らす。福山青年会議所が福山の新しいグルメとして普及活動を行っている。
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