さい‐しゅ【祭酒】
祭酒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 15:17 UTC 版)
本来は酒を以て地を祭る尊長者の意から、高級武官職名、学政を司る官職名などに用いられた。後漢末の四川地方に独立政権を築いた五斗米道においては、教団の中核を構成する聖職名として用いられた。鬼卒として入信後、道を学んで特定段階に達した者が任じられる。祭酒は部衆を割り当てられ、『老子五千文』の都習などを通して教導を担当。また義舎を設けて、社会福祉、秩序の維持、申告された戸口の管理、納米の徴収など、割り当てられた地域の部衆・流民に対する、末端行政に従事した。
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