社番付号法則の例外
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 17:35 UTC 版)
名鉄バスでは車両耐用年数を原則12年としているため、現行の西暦下1桁の表記では10年前の導入車が存在する。1997年導入の 1701 2007年導入の 1721 2007年導入の大型一般路線車では、1997年導入車が社番1717まで在籍しており重複を避けるため、キリのよい21号車からの付番になっている。2009年導入車まではこの方法で社番がつけられたが、2010年・2011年導入の全車では11号車から、2012年・2013年導入車では51号車からの付番となった(加えて大型高速路線車においても2009年度より同様の措置がなされた。ただし、こちらは2009年度より11号車から付番していた)。2014年導入分より大型高速路線車は再び01からの付番となった上で千の位が2から3に変更され、2015年導入分より一般路線車についても同様に千の位が1から4に切り替えられた 以前は千の位で1・4(大型路線)、2・3(高速貸切)、6・7(長尺路線)、8・9(中型)を西暦xxx6→xxx7の年で入れ替える事で重複を避けていたが、低床車・冷房車の導入開始が相次いだ1970年代には付番法則にブレがある。この項の冒頭にある例に当てはめると、1987年導入の大型路線車両の1番目は4701となる。なお、全身の名古屋鉄道時代より、下期導入の車両は翌年の車番となっていた。 名鉄バスから名鉄バス東部・名鉄バス中部へ移籍しても廃車まで車番は変わらない。名鉄東部観光バスから名鉄バス東部に編入された車両、名古屋観光日急から名鉄バスに編入された車両は、上記原則に当てはめた上で下2桁が90から付番されている。 中型長尺車は、導入当初は大型車を意味する「1」が付されていたが、2006年頃に特装車を意味する「5」に改番された(ただし、5601〜5603は新製時から、名鉄東部観光バスから名鉄バス東部に編入した車両は、編入時に5で付番された)。1229 → 5229 1422 → 5422 5492(名鉄バス東部の車両) 冷房車が一般的ではなかった頃は、限定的にサブエンジン式冷房車に5000台が付されていた。のちに涼風車を経て直結冷房車が登場すると、冷房車を区別せず1・4000台を付けるようになった。
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