社会的なアクティビズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 09:24 UTC 版)
「ザ・ボディショップ」の記事における「社会的なアクティビズム」の解説
以前から、ボディショップは、地域のイベントやチャリティを店のウィンドウで告知するなど、創業者のアクティビズム (activism) を反映していた。ロディックは、自身が環境的に無神経だと思える、美に関する産業や伝統的なものの見方を批判し、標準的な企業の行動を変えようとした。 「私にとっては、キャンペーンと良いビジネスは、破壊的な行動や人権侵害に反対するだけではなく、前向きな解決策でもあります。」 — ロディック 1986年、ボディショップは、グリーンピースと同盟を組み、本社が政治的になりすぎることに関する懸念を持つフランチャイズ店がある中、「鯨を救え(Save the Whales)」キャンペーンを展開した。 ボディショップはまた、企業理念(バリューズ)に掲げたコミュニティトレードの実践も積極的に行っている。この理念は、貧困にあえぐコミュニティと取引を行い、世界経済からは置き去りのような扱いをされがちな国々から天然の素材や手作りの製品を買い付け、その対価として公正な代金を支払う、という彼らの自覚的な行動を反映したものである。1986年に行われた、初めてのコミュニティトレードは、(2007年現在 Teddy Exportsとして知られる)インド南部の小さなコミュニティから供給されたfootsie rollerで、2007年現在でも、重要なコミュニティートレード供給者である。それ以来ボディショップは地球規模の社会よりも地域社会を見つめている多くの取引相手を見つけ、2007年現在は25ヵ国35以上の地域と取引している。トレードの対象となっている原料にはババスオイル(ブラジル)、ココアバター・シアバター(ガーナ)、マルーラナッツオイル(ナミビア)、蜂蜜(ザンビア)、オリーブ(イタリア)、ティーツリーオイル(オーストラリア)、アロエベラ(グアテマラ)、ブラダーラックシーウィード(アイルランド)などがある。
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