着想と創造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 06:09 UTC 版)
「キャプテン・ファズマ」の記事における「着想と創造」の解説
ファズマの装甲デザインはコスチュームデザイナーのマイケル・カプランによって率いられるチームによって作られ、元々はカイロ・レンの装甲デザイン案であった。むしろ、このデザインがJ・J・エイブラムスを刺激し新たなキャラクター・ファズマが作り上げられた。「ファズマ」という名前は、その装甲が1979年の映画『ファンタズム』に登場する球体を思い起こさせたことからエイブラムスによって名付けられた。カプランはファースト・オーダーの見た目をレジスタンスのものと対照的になるように意図し、「黒、緑がかった青色、鉄灰色」のような色で表した。ストームトルーパーについても同じ象徴性を持たせたうえで、より単純かつ現代的に改訂した。カプランはファズマを「極めてクール」となるように、銀色の装甲を持つキャラクターとしてデザインした。 ファズマは元々は女性として着想されたキャラクターではなく、本撮影が始まる3週間前に満たないキャスティングの間に男性から女性へと変更された。それによって、ファズマはザム・ウェセルに続き、スター・ウォーズのスクリーンに登場した2人目の女性ヴィラン(悪役)となった。キャプテン・ファズマによって、映画製作者らは、女性登場人物の伝統的役割の「限界を押し上げる」ことを望んだ。 『ゲーム・オブ・スローンズ』のタースのブライエニー役で知られていた女優のグェンドリン・クリスティーは、情報リーク後、2015年5月4日発行のヴァニティ・フェア誌上でキャプテン・ファズマを演じることを公式に認めた。クリスティーはこの映画への出演を強く希望し、継続してエージェントに役を得ることができるよう要求していた。クリスティーはファズマの初期の性別については気にしなかった。
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