県の独自のロードマップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 09:58 UTC 版)
「富山県における2019年コロナウイルス感染症の流行」の記事における「県の独自のロードマップ」の解説
県が独自に指定しているロードマップ。内容は以下の通り。 ステージ1 大規模イベントの一部制限および県外への移動について慎重に検討することを求めること以外は、平常通りの生活が可能である。ステージ2へ上昇する可能性が出た場合は「感染拡大警報(富山アラート)」が発令される。 ステージ2 2021年1月31日までは21:00 - 翌朝5:00までの外出、緊急事態宣言が出されている地域や感染拡大地域への移動、接待を伴う飲食店の利用が自粛となり、大規模イベントの制限も強化されていた。2021年2月1日から12月6日までは「酒類提供飲食店の利用は最大2時間程度とし、深夜の利用は控える」を外出自粛に追加した上で、休業要請や時短要請(5:00 - 21:00)は感染防止対策の徹底を条件に原則実施しないことになった(ただし感染状況により時短要請を実施することがある)。2021年12月7日以降はワクチン・検査パッケージを適用した場合は会食の人数制限や県外への移動自粛は要請されないいことになった。ステージ3へ上昇する可能性が出た場合は「感染拡大特別警報」が発令される。 ステージ3 2021年12月6日までは外出、移動、接待を伴う飲食店の利用が自粛となり、大規模イベントの自粛も国の方針を基に強化されていた。また、休業要請も個別に検討されていた。2021年12月7日以降はワクチン・検査パッケージが適用の場合は外出・移動・飲食店の人数制限などが要請されなくなり、休業要請も感染が多発している施設の同種の施設に個別に要請される形となった。 なお、ワクチン・検査パッケージの適用については2022年1月25日以降、適用を一時停止している。 県はロードマップのステージを変更する指標として、以下の基準を示している。いずれも直近1週間1日当たりの平均である。 期間入院者数重症病床稼働率新規陽性者数(人口100万人当たり)感染経路不明の新規陽性者数(人口100万人当たり)備考2020年5月13日から2021年7月2日まで 100人未満 30%未満 2.5人未満 1.0人未満 2021年7月3日から2021年12月6日まで 140人未満 10人未満 4人未満 医療体制が拡充されたことに伴う措置 2021年12月7日以降 200人未満 25人未満 10人未満 ワクチン接種が進んだことで県内での感染が抑えられていることに伴う措置 この他、参考指標として、陽性率(直近1週間1日当たりの平均)7%未満、直近1週間と先週1週間の比較を1以下と定めている。
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