目黒通り新交通システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 09:05 UTC 版)
「東急バス目黒営業所」の記事における「目黒通り新交通システム」の解説
詳細は「都市新バスシステム#東京急行電鉄(東急バス)」を参照 目黒通りでは、1986年(昭和61年)から「東急バス新交通システム」と呼ばれる都市新バスシステムが導入された。 導入地域に目黒通りが選ばれたのは、渋谷駅など他のターミナルを発着する路線と比較して、路線形態や管轄営業所が複雑でなかったためである。管内の対象路線は、碑文谷線、清水線、三軒茶屋線で、特に碑文谷線と清水線にはグレードの高い新型車両(109車、三菱ふそう・エアロスター)が導入された。また、一部の停留所には接近案内表示も設けられ、弦巻営業所の学校線も案内表示にのみ対応した。 メイン路線である清水線の運行の確保を重視、これが乱れた時に、本数を多く設定してある碑文谷線から車両を充ててメイン路線を確保する、という総合的な運行管理が大きな特徴であった。その全てをコンピュータ制御することにより、決定した1往復分のダイヤが運転席のディスプレイに表示されるようになった。また、同時に停留所に自動変更された予定時刻が表示され、該当車の方向幕が自動的に変更されていた。当時としては最高レベルのシステムであり、利用者の増加に貢献した。 なお、このシステムは老朽化により1998年(平成10年)に廃止され、現在は無線による接近表示システムに切り替わっている。同様の無線システムは、池上営業所管内、青葉台営業所管内でも導入されているほか、「東急バスナビ」として、携帯電話・スマートフォン等に運行状況を随時表示するサービスも全路線で提供されている。 「東急バス池上営業所#配置車両」および「東急バス青葉台営業所#車両」も参照
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