盲ろうの分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 15:55 UTC 版)
盲ろうという障害は、その程度に応じて次の4種類に大別することができる。 全盲ろう(まったく見えず、聞こえない) 盲難聴(まったく見えず、聞こえにくい) 弱視ろう(見えにくく、聞こえない) 弱視難聴(見えにくく、聞こえにくい) また、各障害の受障歴によって、以下のように整理されることもある。(もともと視覚障害者であった人が、その後、聴覚に障害を持った場合) ろうベース盲ろう(もともと聴覚障害者であった人が、その後、視覚に障害を持った場合) 中途盲ろう(もともと視覚・聴覚に障害がなかった人が、その後、視覚聴覚の両方に障害を持った場合) 加齢に伴う盲ろう(老人性難聴や老人性白内障など、加齢に伴う疾病によって盲ろう(多くの場合弱視難聴)となる場合) 障害の程度と受障歴による障害像の多様性が、盲ろうという障害の大きな特徴の一つである。
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