発生事象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:18 UTC 版)
2017年5月9日 午前11:25、coincheckのビットコイン価格表示が突然20万円から90万円に急上昇し、他の暗号通貨も異常価格が表示される障害が発生した。同社は約20分後に取引を停止した。 その後「該当時間に行われた取引を障害発生時間11:25の状態に戻すと発表し実行した(ロールバック)。これにより取引再開時点でのレート前後の金額の注文はキャンセルになり、障害発生前の時点で対象となったロスカットが行われた。
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発生事象
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2018年1月26日 00:02:13から08:26:13にかけて、コインチェックが保持している暗号通貨のうちNEM(ネム)(通貨記号はXEM)建ての顧客資産がクラッキングにより取引所から外部に送金され、さらに別口座に移転されてほぼ100%流出してしまう事態が発生した。 11:25、同社はこれをNEM残高激減から認識し、11:58より順次取引を停止して告知し、警視庁と金融庁に報告して原因究明に当たった。また、NEMを推進するNEM財団や国内外のNEM取引所に、流出NEM資産の追跡や売買停止を要請した。しかしその後、NEM財団とコミュニケーションが取れていない一部取引所で交換が行われて100億円規模で漏れ出すことになったことを、NEM財団のマクドナルド副代表も認めている。 NEM(ネム)のシステムは、ハードフォークという非常手段をもっている。しかし、NEM財団は本事件に対し、NEMの欠陥は認めず、流出事件発生前に巻き戻すことはなかった。 ほとんどの暗号通貨の入出金および売買そして資産の日本円出金もできなくなっていると知った顧客の間で大騒ぎとなり、午後から深夜に至るまで東京都渋谷区の本社前は、顧客数十人、報道陣、警察官、見物人でごった返し、「2億返せ」「どうなっているんだ」などと怒鳴る人もいた。 同日23:30、同社が記者会見を開き(全文記録)、5億2,300万XEM、検知時のレート換算で約580億円が不正に流出した事実と、原因を調査中であることを説明し、取引一時停止で迷惑をかけていることを謝罪した。 金融庁は同日、同社から事情聴取を行った。
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