発掘・研究活動の継続とは? わかりやすく解説

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発掘・研究活動の継続

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 08:42 UTC 版)

新安沈船」の記事における「発掘・研究活動の継続」の解説

新安沈船発見は、韓国水中考古学発展するきっかけにもなった。単一遺跡としては韓国史上で最大発掘量となり、韓国宋元代陶磁器最大保有国にもなった。1994年には、研究の拠点として木浦市国立海洋遺物展示館設立された。海洋遺物展示館では保存処理をした船体部材組み立て始め復元作業進められた。 新安沈船調査中だった1983年同じく全羅南道莞島郡にある薬山面漁頭里島の沖でも沈没船発見された。この船は高麗青磁30000近く積まれており、11世紀末から12世紀海南郡の山二面山里作られたことが判明した南方慶尚南道陶磁器を運ぶ途中で沈没したとされるこうした発見によって、さらに西海岸済州島での調査活発になった。1995年には全羅南道務安郡道里浦で14世紀象嵌青磁発見された。2002年には全羅北道十二東坡島で高麗前期の船、群山市沃島で高麗時代中期陶磁器発見された。 それまで潜水作業では海軍協力得ていたが、国立海洋遺物展示館潜水専門家の養成行い2003年から水中発掘課が設立された。これ以降は、国立海洋遺物展示館による独力で発掘保存可能になった。2007年には忠清南道泰安郡大島沖で22000点におよぶ大量高麗青磁発見され2002年発見のものと同様に開京運ばれる予定だったとされる2008年までに14カ所の遺跡中国船2隻、高麗船6隻、遺物が約88000点発見され、海洋遺物展示館2009年国立海洋文化財研究所朝鮮語版)へと改組された。2006年には新安沈船発掘調査開始30周年として、発掘調査船シー・ミュゼー号が建造された。また、2014年にはアジア初の水中調査発掘専門船ヌリアン号が建造された。

※この「発掘・研究活動の継続」の解説は、「新安沈船」の解説の一部です。
「発掘・研究活動の継続」を含む「新安沈船」の記事については、「新安沈船」の概要を参照ください。

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