発売以前からの動き
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「Bloodborne」の記事における「発売以前からの動き」の解説
『Demon's Souls』を手がけたSCEジャパンスタジオとフロム・ソフトウェア(ディレクター:宮崎英高)によるアクションRPGの新規タイトル。E3 2014内のイベント「プレイステーション E3 2014 プレスカンファレンス(Sony E3 Press Conference)」(日本時間2014年6月10日)にて正式発表された。当初の発売予定日は2015年2月5日であったが、2014年11月12日に発売日が2015年3月26日に延期されることが発表された。 正式発表に先駆けて、2014年5月上旬に英語圏の画像掲示板「4chan」に真偽不明の『PROJECT BEAST』として、いくつかのスクリーンショットや動画がリークされていた。以前よりWebメディアでのインタビューにて宮崎英高は、自身がディレクターとして『DARK SOULS II』ではなく別なタイトルを制作しているということが公表されており、上記のリーク情報と相まって、『Demon's Souls』に関係したタイトルなのではないか、との憶測を呼んでいた。 本作の開発は、2012年に宮崎の開発チームが開発していた『DARK SOULS』のDLCである『ARTORIAS OF THE ABYSS』が一段落したタイミングで、彼がSCEから「新しいハードで、また新しいゲームを作りませんか?」という提案を受けたことがきっかけとなっている。『Demon's Souls』と同じくSCEとフロム・ソフトウェアの宮崎チームによる共同開発だが、続編や系譜ではなく完全な新作とされている。 今作のキーワードとして「未知を探索する楽しさ」と「死闘感」が挙げられており、前者はマップの探索のみならず、攻略法や戦術、キャラクタービルドを研究する(探る)という意味合いも含まれている。後者は戦闘にフォーカスしたワードであり、恐ろしい敵を打倒することで死闘を乗り越えた喜びを感じてほしい、としている。世界観は『Demon's Souls』『DARK SOULS』のようなハイ・ファンタジーではなく、19世紀ヴィクトリア朝をベースにした、新ゴシック様式の街並みを舞台とする。ゴシックホラーの要素も加えられており、その雰囲気は『Demon's Souls』のステージのひとつ「塔のラトリア」に例えられている。 日本市場における初週売上は15万2567本。この週のトップ売上ソフトとなった。イギリスではデビュー売上2万2500本で「バトルフィールド ハードライン」に次いでランキング初登場2位。北米においては、月の下旬の発売であったにも関わらず発売月(3月)売上ランキング2位となった。4月までに100万本を突破。9月までに200万本を突破している。これは発売元のソニーの予想を上回るものであったという。
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