発売中止後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/01 05:33 UTC 版)
「ソニーマイクロトレーン」の記事における「発売中止後」の解説
マイクロトレーンの発売中止後、ソニーが鉄道模型業界に参入することはなく、日本におけるNゲージ鉄道模型は、1965年に国鉄C50形蒸気機関車でスタートした関水金属(KATO)製品を皮切りに、ソニー以外の各社が参入して発展を遂げることとなる。マイクロトレーン製品の存在は、マイクロトレーン社と接触のあった業界関係者や模型クラブ関係者、サンプル品を手にした者など一部の者には知られていたが、『鉄道模型趣味』No.403(1981年7月号)の「ミキスト」(山崎喜陽著)、その後の松本吉之の『鉄道模型考古学N』などにおいて、残された製品の写真や情報が掲載され多くの人が知るところとなった。一方、製品自体は機芸出版社所有のものが参考品として複数のメーカーに引き渡されたほか、他メーカーがマイクロトレーンの金型を使ってNゲージ参入を計画しているという噂が流れるなど会社解散後も業界内では関心がもたれていた。 なお、2020年8月25日放映の開運!なんでも鑑定団で、東京都市大学准教授の西山敏樹が鑑定に出品しており、さらにその存在が知られるところとなった。
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