発哺温泉とは? わかりやすく解説

ほっぽ‐おんせん〔‐ヲンセン〕【発哺温泉】

読み方:ほっぽおんせん

長野県下高井郡山ノ内町にある温泉志賀高原北部位置する泉質単純温泉硫黄泉など。


発哺温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/06 21:19 UTC 版)

発哺温泉
温泉情報
所在地 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏、志賀高原発哺
座標 北緯36度43分28秒 東経138度30分24.8秒 / 北緯36.72444度 東経138.506889度 / 36.72444; 138.506889座標: 北緯36度43分28秒 東経138度30分24.8秒 / 北緯36.72444度 東経138.506889度 / 36.72444; 138.506889
交通 詳細は交通アクセスを参照のこと
泉質 単純温泉硫黄泉硫化水素泉
泉温(摂氏 50 °C
外部リンク 志賀高原観光協会
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発哺温泉
発哺温泉の位置

発哺温泉(ほっぽおんせん)は、長野県下高井郡山ノ内町大字平穏、志賀高原発哺にある温泉。平穏温泉(現湯田中渋温泉郷)の一部に数えられたこともある。志賀高原最初の温泉である。

泉質

  • 単純温泉、単純硫黄泉、硫化水素泉

西館山南斜面から噴出する噴気を水に通して温泉として利用する特異な形態の温泉である[1]。蒸気温泉を釜に入れ温水化し、沢の湧き水と混合している。

温泉街

温泉街というよりも、急峻なスキー場の中腹のスキーホテル街である。スキーが行われるまでは湯治場であったが湯治場の面影は無い。

長野オリンピックアルペンスキー大回転会場となった東舘山の中腹(標高1,600m)にあり、北信五岳北アルプスを望む絶景である。

佐久間象山の「沓野日記」にも記される[2]。温泉の名の由来は、蒸気の噴き出す音に由来するという説[2]、湯治客が麓から上がってくるまでにホッポと汗をかいて登ってきたことに由来するという説[2]など諸説ある。

当地には共同浴場公衆浴場は無い。

歴史

発見年についても諸説あり、1802年(享保2年)説[2]1841年天保12年)説[2]1842年(天保13年)説[3]がある。発見者は天狗の湯初代・関新作で天狗尊の夢知らせがきっかけで発見されたと伝わる[2]

交通アクセス

かつては志賀高原ロープウェイ(発哺温泉駅)も利用可能であったが、2011年(平成23年)5月25日をもって運行を休止し、そのまま廃止された。

脚注

  1. ^ やまのうちの自然とくらし-志賀高原ユネスコエコパークとともに-”. 志賀高原ユネスコエコパーク. p. 49. 2025年8月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 発哺温泉”. 温泉の歴史ジャパン. 2025年8月7日閲覧。
  3. ^ やまのうちの自然とくらし-志賀高原ユネスコエコパークとともに-”. 志賀高原ユネスコエコパーク. p. 47. 2025年8月7日閲覧。

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