中乃湯温泉とは? わかりやすく解説

中乃湯温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/21 16:25 UTC 版)

中乃湯
形態 普通公衆浴場
料金
  • 大人(12歳以上)370円
  • 中人(6歳以上)170円
  • 小人(6歳未満)100円
  • (2020年現在)
営業時間
  • 14:00 - 19:00くらい
  • 木日休
所在地 沖縄県沖縄市安慶田1丁目5番2号
座標 北緯26度20分14.8秒 東経127度48分39.0秒 / 北緯26.337444度 東経127.810833度 / 26.337444; 127.810833座標: 北緯26度20分14.8秒 東経127度48分39.0秒 / 北緯26.337444度 東経127.810833度 / 26.337444; 127.810833
交通
  • 安慶田バス停徒歩2分
  • 駐車スペースは小型車2台分あり
開業 1960年ごろ
浴場の特徴 沖縄独特の様式
湯の特徴 天然温泉
泉質 含食塩-重曹泉
泉温 冷鉱泉
pH 7.6
液性の分類 弱アルカリ性
建物の特徴
建築年 1960年ごろ
建築構造・様式
内部の構造 脱衣所と浴室の仕切りがない
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中乃湯(なかのゆ)は沖縄県沖縄市にある温泉公衆浴場。 県内に現存する唯一の「ゆーふるやー(湯風呂屋)」である。

浴場の設備

  • 番台はあるが使用されておらず、入浴料は店主を見つけて直接支払う。
  • 脱衣所と浴室の仕切りがなく、ロッカーの鍵もない。
  • 4~5人ほど入れる小判型の湯池(浴槽)が男女各1。槽内給湯による沸かし湯の掛け流しである。
  • 温度管理は状況や客の申告に応じ、湯温が下がった頃合いをみて適宜熱い湯が足される。
  • 石鹸・シャンプー等は置かれていない。湯桶と腰掛けはある。
  • 混合栓はなく、湯と水の単水栓をゴムホースとY字形の三方接手で繋いである。カランの位置は床から80cmと高く、座ると目の高さあたりとなる。
  • 男湯にシャワー2基、女湯にシャワー1基と壁で仕切られた洗い場があるが、現在は使用されていない。
  • 女湯には乳児用のベビーサークルがある。
  • トイレは汲み取り式である。
  • 入口の前にはベンチと飲料の自販機があり、歓談スペースとなっている。

泉質

弱アルカリ性ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。地下300メートルからポンプで汲み上げている。
源泉は無色透明だが、入浴剤が投入されるため湯色は緑色を呈する。ただし注ぎ足される湯は無色なので、遅い時間になるほど色は薄くなる。

分析値

  • pH 7.6
  • 固形分 1538 mg/L
  • カリウム(K)2.2 mg/L
  • ナトリウム(Na)482 mg/L
  • 鉄(Fe)0.8 mg/L
  • カルシウム(Ca)8.9 mg/L
  • マグネシウム(Mg)0.7 mg/L
  • 食塩(Cl)612 mg/L
  • ヒドロ炭酸(HCO3)2565 mg/L
  • ヨウ素(I)6.2 mg/L

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