番組の趣旨等とは? わかりやすく解説

番組の趣旨等

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 19:25 UTC 版)

大正テレビ寄席」の記事における「番組の趣旨等」の解説

公録会場東急レックス側では、毎週金曜夕方に『東急文化寄席』という演芸興行を、月曜夕方に『お笑い横丁』という演芸興行を、ともに有料行っていた。番組収録月曜の『お笑い横丁』の一部といった位置付けであったこのため、他の公録番組異なり観客の目がシビアであり、いわゆる「ゆるい(またはぬるい)」笑い許されなかった。 制作担当した山下武柳家金語楼実子元日舞台監督)は「5秒間1回笑わせる」「今までにない革新的な笑い提供する」といった確固たるコンセプト持って番組製作あたったコント55号登場させたときは2人あまりにも激し動きカメラがついていけず、山下通常、ほとんど撮って出しに近い公開録画だったにもかかわらず撮り直し命じたその後楽屋2人詫びを入れるというほどのこだわりだった。 このため演芸番組ありながら落語家はほとんど登場せず、テレビ寄席出演して立って漫談演じ程度であった(ただし、古今亭志ん朝のような例外もあった)。本格的な高座の中継大喜利といった企画後続番組としてネットチェンジまで午後1時台に放送されていた『日曜演芸会』の方で行われた新し笑い生み出し番組モダン寄席にする事をモットーに、制作者寄席拘らずキャバレーストリップ小屋ジャズ喫茶などあらゆる場所で取材し出演交渉行ったまた、お笑い横丁」はNET東急それぞれ顔付けを行っていたが、東急側が独自に顔付けした芸人(すなわち放送には登場しない芸人)についてもつぶさにチェックし観客の受けが良ければテレビ寄席にも登場させた。その結果新しタイプお笑い芸人多く輩出東京ボードビル紹介して、「演芸ブーム」の牽引役となった

※この「番組の趣旨等」の解説は、「大正テレビ寄席」の解説の一部です。
「番組の趣旨等」を含む「大正テレビ寄席」の記事については、「大正テレビ寄席」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「番組の趣旨等」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「番組の趣旨等」の関連用語

番組の趣旨等のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



番組の趣旨等のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大正テレビ寄席 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS