畑下温泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 14:38 UTC 版)
畑下温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 栃木県那須塩原市塩原 |
座標 | 北緯36度58分3.3秒 東経139度49分28秒 / 北緯36.967583度 東経139.82444度座標: 北緯36度58分3.3秒 東経139度49分28秒 / 北緯36.967583度 東経139.82444度 |
交通 | 鉄道:宇都宮線西那須野駅・野岩鉄道上三依塩原温泉口駅から路線バス 車:東北自動車道西那須野塩原ICより国道400号へ約20分 |
泉質 | 塩化物泉・単純温泉 |
泉温(摂氏) | 52 - 76 °C |
外部リンク | 塩原温泉旅館組合 |
畑下温泉(はたおりおんせん)は、栃木県那須塩原市(旧国下野国)にある塩原温泉郷の一つの温泉。箒川が南に大きく蛇行し、半島状になっている左岸の河畔に温泉街が広がる[1]。
泉質
効能
- きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
※注 : 効能はその効果を万人に保証するものではない
温泉街
塩原温泉旅館組合加盟の旅館が4軒[3]、ほか数軒の温泉宿がある。温泉旅館の一つは尾崎紅葉の小説『金色夜叉』の舞台となったため、尾崎紅葉の遺族に了解を取り、清琴楼に改称した。[4]。塩原街道を挟んだ向かいには、那須塩原市指定有形文化財の畑下温泉神社がある[5]。
歴史
1659年(万治2年)、震災の被害を受けた塩原元湯温泉から一部の住民が移り住んだ[1]。温泉の名は、この地を治めていた君島信濃守の旗下が居住していたことに由来する[6]。明治時代には、『塩渓紀勝』を著し塩原温泉の名を広く知らしめ塩原温泉三恩人の一人に挙げられる奥蘭田[7]が畑下に別荘を構えた。温泉街の小道はかつての塩原街道で、1884年(明治17年)に新道に付け替えられた[1]。
交通
脚注
- ^ a b c 角川書店編 編 『角川日本地名大辞典 9 栃木県』角川書店、1984年、729-730頁。
- ^ “塩原温泉11湯 畑下”. 那須塩原市役所塩原支所 産業観光建設課 (2021年11月30日). 2022年4月24日閲覧。
- ^ “お宿一覧”. 塩原温泉旅館組合. 2023年3月11日閲覧。
- ^ 清琴楼
- ^ “文化財一覧 畑下温泉神社(本殿)”. 那須塩原市役所教育部 生涯学習課 (2021年11月30日). 2022年4月24日閲覧。
- ^ 随想舎編 編 『絵葉書が映す下野温泉場紀行』随想舎、2003年、88-89頁。ISBN 978-4-88748-083-4。
- ^ 塩原温泉三恩人(那須塩原市商工会)
外部リンク
- 塩原温泉旅館組合
- 塩原温泉11湯 畑下(那須塩原市による紹介)
固有名詞の分類
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