界門
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北条武男(ほうじょう たけお) 「北の守り」。『キルト』で猟奇殺人を繰り返し、最後は「紫黄王」に変化したキルトに殺された。 楡崎美也(にれざき みや)、亜也(あや) 「南の守り」の転生体の双児の少女。聖女1年の16歳。異母兄の「大泉隆(おおいずみ たかし)」を「南」に仕立て上げ、正体を隠してキルト達に近づいた。しかし、間島に気づかず物騒な発言をしたことで「南の守り」だと正体が露見し、入院中のキルトを襲撃しようとして間島に隠されてしまう。間島達を学校に追い詰めるが変化したキルトに惨殺された。 槍倉圭吾(やりくら けいご) 「西の守り」慶吾の転生。柳橋高校2年の17歳。前世のキルトの親友だったので最後まで裏切りに反対したが、長達を守るためと騙されて「白の鎧」を盗んでしまう。現世の異父妹・志穂を死なせたくなくて恥を忍んでキルトの前に現れ、勝手な頼みだと承知の上で「白の鎧」を使わせて欲しいと懇願し、死すべき定めの志穂を化け物にしてしまう。植物人間となった妹をそうなる前の彼女の願いにより死なせた弁慶に諭され、「白の鎧」返上を宣言し志穂を逝かせた。 『キルトT』では高3の18歳に。弁慶と同い年とは信じがたいが、ごく普通の風体の少年である。髪が伸びすぎだと思いきや、エクステを装着していた。「東の守り」との戦いが始まった矢先、間島襲撃事件や魔物の動き等でまたも疑惑の渦中に。妹の遺品を遺骨代わりに納めて弔うも3日目から失踪したため、キルト達には未だ明かしておらぬ事情から東の守りの手先と半ば決めつけた蘇芳により牢に幽閉される。下の兄の翡翠が間島に魔物を憑依させ、タコ擬きの魔物を率いてキルト達を襲撃した際、使い魔である仔犬のサンダーと共に虎に変化して駆けつけた。 実は、「東の守り」や自身のフリをして犯行を重ねた翡翠とは前世で血を分けた兄弟だった。「西の守り」の家に跡目を継ぐ者がいなかったため、養子に入った。それが蘇芳兄妹が裏切りの他に信じようとしない嫌疑の元だった。行方不明の間に蘇芳達のように「黄泉」と契約し、切人の危機に虎に変化した。 東の守り 姓名不明。裏切りの張本人であり「守り」達の首魁である。『キルトT』の「第2話」で上の弟・翡翠に魔物をキルトに想いを寄せる少女に憑依させ、戦えるか否かを試したりするなど他の「守り」の上をゆく狡猾さを秘めている。自家用機を有していることから裕福な暮らしをしており、自身を「東の守り」と呼ぶ部下達もいる。 長の本家と守りの分家、それ以外になることも外に出ることも許されない。そんな不条理を重ねて格差は広がるばかりという状況に不満を蓄積させて「マ」の囁きに耳を傾け長と里を裏切った。末弟の転生である圭吾をキルトから引き離し、器の移し替えを行う500年目に「マ」を世界中に解き放とうと企んだ。 翡翠(ひすい) 「東の守り」の上の弟。長兄同様にもはや現世では血の繋がりなどないのに末弟である圭吾とは現世でも容貌がよく似ており、彼のフリをして犯行を重ねて混乱を招いた。しかし、黄泉と契約した圭吾に阻まれ捕縛される。兄同様、里と長一族に不満を抱いていた。狡猾な長兄と聡明な末弟の慶吾との間にあって、感情的で単細胞である。キルトの前世の姉に似た少女・螢沢詩織に魔物を表しさせて彼が戦えないことは確認したが、誰がどうやって魔物を詩織から引き剥がしたかは放置したままだった。
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界門(かいもん)
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長一族を裏切り、里を滅ぼした元凶の一族。陰の存在であることが不満だったらしい。その転生体らは携帯電話の圏外の場所に転生しており、地道に捜査して確証を掴む公平の頭痛の種となっている。
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