男子マラソン日本記録2度更新・東京五輪男子マラソン日本代表選出
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2018年10月7日、シカゴマラソンで3位に入着し、2時間5分50秒の日本新記録を樹立した。同年2月の設楽悠太の記録を更新する日本人初の5分台を出し、日本実業団陸上競技連合よりマラソン日本新記録を出した選手に贈られている報奨金1億円を手にした。 2019年3月3日、東京マラソン2019に出場したものの、冷雨による寒さが災いしてか中間点付近で先頭集団から脱落し、結局29Km付近で自身初の途中棄権に終わった。 2019年9月15日、マラソングランドチャンピオンシップ(2020年東京オリンピック・男子マラソン日本代表選考会)に出走。スタート直後から一人だけ飛び出した、男子マラソン・前日本記録保持者の設楽悠太にはついていかず、第2集団で待機。15Km以降から徐々にペースダウンした設楽との差をじわじわ詰めて、37Km過ぎでついに逆転。それからは優勝した中村匠吾、2位の服部勇馬らと、激しいデッドヒートを繰り広げた。だが、ゴール直前の41.5Km地点で中村のラストスパートに後れを取り、さらに42Km手前では服部にもかわされてしまい、結果3位でのフィニッシュに終わる(中村と服部の2選手は東京五輪・男子マラソン代表即内定に)。これにより、大迫の東京五輪・男子マラソン代表入りは、その後のMGCファイナルチャレンジ(2019年福岡国際・2020年東京・2020年びわ湖毎日)の結果次第と成った。 2020年3月1日、東京マラソン2020で4位に入着し、2時間5分29秒で自身の持つ日本記録を21秒更新した。同年3月8日、びわ湖毎日マラソンで大迫の記録を超える日本人選手が現れなかったため、大迫が最後の3番手で2020年東京オリンピック・男子マラソン日本代表に決定した。 2020年12月4日、第104回日本選手権10000mにおいて、27分36秒93のゴールタイムで自己記録を更新した(その大会の同組にて、相澤晃と伊藤達彦の二人が日本記録を更新し、相澤は2020東京オリンピック男子10000m日本代表に内定、伊藤も翌年の第105回日本選手権にて日本代表内定)。 2021年3月5日にYoutuber・初投稿として、同年2月28日に最後の開催となった第76回びわ湖毎日マラソンで、鈴木健吾に男子マラソン日本記録を33秒更新された事に関してコメントを寄せている。
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