由貴御倉とは? わかりやすく解説

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由貴御倉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 00:24 UTC 版)

由貴御倉
所在地 三重県伊勢市宇治館町1 内宮宮域内
位置 北緯34度27分19.5秒 東経136度43分26.6秒 / 北緯34.455417度 東経136.724056度 / 34.455417; 136.724056 (由貴御倉)座標: 北緯34度27分19.5秒 東経136度43分26.6秒 / 北緯34.455417度 東経136.724056度 / 34.455417; 136.724056 (由貴御倉)
主祭神 由貴御倉神
社格 皇大神宮所管社
創建 延暦23年(804年)以前
本殿の様式 唯一神明造
主な神事 神嘗祭
地図
由貴御倉
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由貴御倉(ゆきのみくら)は、伊勢神宮皇大神宮(内宮)の所管社。由貴御倉神(ゆきのみくらのかみ)とも称する[1][2][3]。内宮の宮域内、五丈殿の北側に御酒殿神と並び鎮座する[1]

概要

三重県伊勢市宇治館町、内宮の宮域に鎮座する。内宮の所管社30社のうち第7位である。社名の「由貴」とは、「清浄で穢れのない」という意味である[4]

由貴御倉は、由貴大御饌(ゆきのおおみけ)に供する御料の御贄(みにえ)を奉納する倉であった[1][4]。旧社殿は京都府京都市伏見区與杼神社(よどじんじゃ)が火災で焼失した際に仮本殿として利用された(1975年〔昭和50年〕から1979年〔昭和54年〕まで)[5]

社殿は玉垣に囲まれている。賽銭箱は置かれていない。

祭神は由貴御倉神(ゆきのみくらのかみ)[1]。由貴御倉の守護神である[1][4]

交通

宇治橋前まで
宇治橋前から
  • 宇治橋から内宮(正宮)に向かって参道を進むと五丈殿がある[1]。その北方に2つの所管社が並び、右側が由貴御倉、左側が御酒殿神である[1][4]。付近には四至神が鎮座する[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 伊勢文化舎(2008):115ページ
  2. ^ 宇治山田市役所 編(1929):16ページ
  3. ^ 櫻井(1970):156ページ
  4. ^ a b c d 学研パブリッシング(2013):56ページ
  5. ^ 與杼神社"ご社殿へ - 與杼神社 〜伏見区淀の産土神〜"(2013年10月13日閲覧。)
  6. ^ a b 三重県観光連盟"伊勢神宮(内宮)の観光施設・周辺情報 - 観光三重"(2013年10月12日閲覧。)

参考文献

関連項目

外部リンク




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