内宮の御酒殿神
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内宮所管社の御酒殿神は、内宮神域の五丈殿北方にある由貴御倉に向かって左手に鎮座する。内宮の所管社30社のうち第5位である。1910年(明治43年)11月に造り替えられている。 近世まで酒作物忌(さかとくのものいみ)が忌火屋殿で白酒を、清酒作物忌(きよさけつくりのものいみ)が御贄を清める場所と同じ場所で黒酒を醸造した。黒酒には五十鈴川の清流の水を加えて醸造していた。明治以降は神職が白酒・黒酒を醸造する。 『皇太神宮儀式帳』によれば、内宮の御酒殿は長さ40尺(約12m)、広さ17尺(約5.1m)、高さ8尺(約2.4m)であった。
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