生成される場所とは? わかりやすく解説

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生成される場所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/09 06:01 UTC 版)

玄武岩」の記事における「生成される場所」の解説

玄武岩地球表面で最も一般的に見られる岩石であるが、その生成する所を列記する玄武岩溶岩流動性高く、高い火山噴火した場合遠くまで流れて溶岩流となり、平坦な場所で噴出する平らな台地形成する海嶺 - プレートテクトニクスでは、海嶺新しプレートリソスフェア)が生成されるところと説明されている。地下深部から上昇してきたマントル減圧融解をおこし、それによって生じた玄武岩質マグマ海洋底形成する海嶺噴出する玄武岩マグマ枕状溶岩となる。すなわち、大洋の底は全て玄武岩枕状溶岩)である。例えば、海嶺地上出ているアイスランド火山はほとんど全部玄武岩質である。海嶺生じ玄武岩中央海嶺玄武岩英語版) (MORB) と呼ばれるハワイなどのホットスポット火山伊豆大島富士山などの島弧上の火山沈み込む海洋プレートからウェッジマントルに供給され融点が下がることによって玄武岩質マグマ形成される説明されている。 デカン高原のように非常に大量玄武岩地表供給されることがあるプルームテクトニクスでは、地下深部高温マントルの塊が上昇してきて(マントルプルーム)、比較短期間大量玄武岩溶岩噴出させたと説明されている。このタイプ噴火洪水玄武岩呼び形成され地形溶岩台地という。 玄武岩には磁鉄鉱含まれており、弱い磁気帯びている。この磁気方向溶岩冷えて固まる時の地磁気影響受けている。地磁気平均する数万単位NとS入れ替わるので、玄武岩磁気測定すれば噴火時期特定の有力なデータとなる(古地磁気学参照)。

※この「生成される場所」の解説は、「玄武岩」の解説の一部です。
「生成される場所」を含む「玄武岩」の記事については、「玄武岩」の概要を参照ください。

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