生徒の構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 05:37 UTC 版)
当初は東京、及びその周辺に居住する在日韓国人子弟の教育機関として設立されたが、在日韓国人社会の高学歴化と民族教育への関心低下が進むと同時に、日韓の高度経済成長と政治経済交流の活発化による韓国からの駐在員、留学生、定住者の子弟が増大することで、年々、在日韓国人子弟の生徒数の割合が減少し、韓国からの一時滞在者子弟の生徒数が増加していた。しかし、近年は初等部における日韓英トリリンガル教育、民団や理事会等による在日韓国人子弟への積極的な広報活動などにより、在日韓国人子弟の在籍数が再び増える傾向にあり、入学希望者が定員を大幅に超過して入学待機生徒が数十人に及ぶ学年もあるという。 2013年時点の総生徒数は1185人で、小学校が654人、中学校が288人、高等学校が243人である。韓国企業や公館駐在員子弟などの数年で韓国に帰国する一時滞在者の子弟が30%、残り67%が特別永住者や一般永住者、定住者や長期滞在者の子弟である。一部の生徒の親は有名人や大企業の会長ということもあり、学校に寄付をする人もいる。 アメリカやヨーロッパなど各地からの韓国人生徒も在学し、トリリンガル教育の成果もあって一般の日本人生と比べて英語が身についている生徒が多いとされる。
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