生徒の生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 03:29 UTC 版)
生徒は教育隊の内務班内で起居する。修学のために必要な兵器、被服、図書、器具、消耗品類は学校から貸与または支給された。生徒の着用する制服は一般兵の軍服とは様式が異なり、一目で陸軍生徒であることが認識できた。 東京陸軍航空学校における平日の日課は、おおよそ次のとおりである(1940年時点)。 5時30分:起床、日朝点呼、体操、掃除。 6時40分:朝食、自習。 8時00分:服装検査。 8時15分:学科教育。 12時00分:昼食。 13時00分:術科教育。 15時15分:適宜運動。 17時00分:入浴、夕食。 18時30分:自習。 21時00分:日夕点呼。 21時30分:消灯。 生徒は兵籍に編入され、手当金として毎月4円が支給された。日曜日には外出が許されるほか、学校令第29条により校長は生徒に毎年3週間以内の休暇を与えることができた。
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