球城アマラの炎上〜サンハーラの阻止(『3×3 EYES』29-40巻)
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復活した鬼眼王は神獣・ローカパーラを使い世界中に人間を魔物に変異させるウイルスをばら撒き始め、僅かな間に東京は廃墟となった。球城アマラは魔物に襲撃され、ラートリーは人質となりアマラは封じられていた。技師長のネグローニはベナレスに脅迫されパイの複製(カーリー)を生み出す。八雲はアマラの封印を解くが、球城アマラは灰となる。 アマラは単身鬼眼王の元に乗り込む。アマラは八雲に貸していた力を引き上げるが、八雲の精神もまたアマラの元へと運ばれていた。アマラと八雲は協力してベナレスを退けるも鬼眼王に敗北する。八雲は一時、獣魔を失うが、アマラの種を手に入れ不完全ながらも獣魔を取り戻す。一方東京で逃げ延びた人々は合流し、新岩城島要塞を築きローカパーラと交戦する。 月面の龍皇城にて秘術「サンハーラ」の準備に入った鬼眼王とベナレス。巨大な呪術装置である「サンハーラ」は太平洋上に配置され刻一刻と成長していく。最終決戦を間近に控え、「三只眼」は八雲に一夜の契りを求め、2人は結ばれる。「三只眼」は「人化の法」により内側から鬼眼王を眠らせることを決意し、鬼眼王の下に赴く。再度の「人化の法」により「三只眼」とカーリーは三只眼吽迦羅の力を失い、八雲もまた无の能力を失いただの人間となった。真の復活を遂げた鬼眼王は、八雲とパイに残された人生を2人で過ごすがいいと告げる。 八雲は「三只眼」を見殺しにしたパイを許せず傷つける。鬼眼王の「サンハーラ」の儀式に臨むべくパイはただ一人サンハーラの核へと向かう。八雲は残る仲間達と共にサンハーラの核に向かうが、ベナレスに阻まれる。鬼眼王は内部に取り込まれた「三只眼」の抵抗に遭うものの遂にサンハーラを発動。発動したサンハーラにより世界中の人々は「骸」と化し、鬼眼王は光の粒子に包まれ神となるが、吸収されていた「三只眼」達が分離する。パイと再び融合した「三只眼」は八雲を再び无にする。 鬼眼王は人間が心に封じていた光を集約しようと目論んでいたが、集まったのは光ではなく闇だった。天を覆う闇に鬼眼王は絶望する。これまで得たすべての力を集約した八雲は遂にベナレスと鬼眼王を倒す。八雲は自身の体を粉々に引き裂き闇と融合することで人類を復活させようとする。八雲はパイと「三只眼」に再会を誓い、「三只眼」は八雲の肉体を粉々に吹き飛ばした。人類は復活し以前と変わらぬ日常に戻った。
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