現実世界からの乱入者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 07:15 UTC 版)
「ソードアート・オンラインの登場人物」の記事における「現実世界からの乱入者」の解説
タカシ / 広野 孝(ひろの たかし) 日本在住のVRMMOプレイヤーで、現実世界では高校生。 UWへの救援協力を要請するリズベットの演説を聞き、詳しい状況を把握しないままコンバートする。当初は現実と変わりない痛みに悶絶しログアウトを望んだが、フレニーカに助けられたことで精神を持ち直し、本来のキャラクターネームである「ヴェリオス」ではなく「タカシ」として戦線に復帰し戦い抜いた。 ムーンフェイズ / 趙月生(チョ・ウォルセン、조월생) 声 - ソンド 韓国在住のVRMMOプレイヤーで、現実世界では兵役を間近に控えた大学生。領土問題を始めとした日本と韓国の軋轢などから日本の体制には良い印象を抱いていないが、全ての日本人がそうではないと考える柔軟な思考の持ち主。 クリッターが流した偽情報を信じたゲーム仲間から促されてUWにダイブするが、当初から情報の不自然さや中韓プレイヤーの怒りを煽るPoHに疑念を抱き、積極的に戦列には加わらず説得を試みるシウネーの言葉に応じた。そのためPoHに「裏切り者」として攻撃されるが、ペインアブソーバーのない苦痛とVRMMOであり得ない車椅子に座ったキリトの存在により「自分たちが騙されている」という確信を得て、クラインにリンチを加えていた主戦派中韓プレイヤーたちの間に割って入り、自分に同調する他の穏健派中韓プレイヤーたちと共に戦いを止めようとするも、PoHの煽動により中韓プレイヤー達の同士討ちにまで発展し、殺し合いを楽しむPoHの姿に戦慄して『悪魔』と称した。しかし、この行動によりキリト復活までの時間を稼ぐことになり、彼からはログアウト直前心の中で感謝された。 アニメ版『WoU』ではしばらく事の成り行きを見守っていたが、ユナの登場をきっかけに他のプレイヤー達もUWが日本サーバーであることに気付く。また、韓国語訳のSAO事件の記録全集を読んでいたためにPoHの手袋に着いたラフィン・コフィンのマークに気付いて陰謀を見抜く展開となり、原作同様にPoHを悪魔と称した。 その後の同士討ちと中韓プレイヤーの暴走は彼と莓莓香と二人の仲間以外の全員に広がってしまい、もはや止めることさえ出来ずにいたがキリトによって彼ら以外は全員ログアウトさせられ、成り行きではあるが日本側のプレイヤーに寝返ることとなった。その後、生き残った人界軍や日本プレイヤーと共にキリトへ自分の願いを届け、時間加速に従ってログアウトした。 莓莓香(メイメイシャン) / 王麗 声 - 岩井映美里 上海在住の女性VRMMOプレイヤーで、ムーンフェイズのゲーム仲間。『WoU』では彼女がムーンフェイズにクリッターの情報を伝えている。しかし、彼女もムーンフェイズ同様に半信半疑で様子見のためUWにダイブするが、早々に事態に疑念を抱いてシウネーの言葉を信じて他のプレイヤー達を止めようとする。 ムーンフェイズ同様にSAO事件の記録全集を読んでおり、彼女がラフィン・コフィンの名前を口にしたことで他のプレイヤー達もPoHがラフィン・コフィンであることに気付いた。一度はユナの歌によって解放された彼らであったが、再びPoHに洗脳された他の中韓プレイヤー達を正気のプレイヤー達が止めようとするが、PoHの心意に呑まれたプレイヤーによる同士討ちに発展してしまう。 ムーンフェイズと共にもはや暴走も日本プレイヤーへの攻撃も止められずにいたが、キリトの手によって全員がログアウトさせられ、元々戦意がなかったこともあり日本側のプレイヤーに合流した後、ムーンフェイズと共にキリトに自分の願いを届け、時間加速による自動切断でログアウトした。
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