牛歩
「牛歩」とは、牛が歩むようにゆっくりと歩くことや、物事の進み具合が遅くてなかなか進行しないさまなどを意味する表現である。
「牛歩」の語は「牛歩戦術」という熟語として用いられることが多い。「牛歩戦術」とは議会の進展を引き伸ばすために議員がわざとノロノロと動くという妨害方法の通称である。
「牛歩」の基本的な意味
「牛歩」とは、牛が歩くようにゆっくりとしている、速度がたいへん遅い、という意味である。物事が遅々として進まない、捗々しくない、一向に片付かない、といった意味でも用いられる。「牛歩」の語には「もっとキビキビと進行すればよいのに」という非難めいたニュアンスを伴う場合が多い。とはいえ必ずしもネガティブな表現とは限らず、良い意味で用いられる場合もあり得る。
「牛歩」の語源・由来
「牛歩」は特に出典のある言葉というわけではない。単に「ウシが歩くくらい遅い」という比喩的な表現と考えられる。なお中国語には「蜗行牛步(蝸行牛歩)」という四字熟語がある。蝸(カタツムリ)の進む速度や牛の歩く速度くらいゆっくりしているという意味である。
「牛歩」の類語
「牛歩」の類語としては「鈍足」「低速」「緩慢な足運び」などが挙げられる。「鈍足」は走ることが遅いさま、または、走るのが遅い人などを指す表現である。「低速」は速度が出ていない(=遅い)さまを指す。「緩慢な足運び」は、動作や態度がノロノロ、ダラダラ、のんびり、ゆっくりしているさまを指す言い回しである。
「牛歩」に関係することわざ
「牛歩」に直接関係する日本語のことわざは見出し難い。中国語には「蝸行牛歩」ということわざ的な表現がある。意味は「牛歩」と同じである。牛の歩み(が遅い)という事に関することわざとしては「牛の歩みも千里」が挙げられる。これは「足が遅い牛であっても、歩みを止めずに進んでいけば、いつかは千里先の遠方へも辿り着ける」という趣旨のことわざである。たとえ一歩一歩の進み具合は小さくても、怠らずに着実に続けてゆけばやがて成果につながる、継続が大事である、という事である。
牛歩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 18:17 UTC 版)
season Iの番組内の企画会議から生まれた、GRANRODEOをカバーする謎の路上ユニットという設定の番組限定アコースティックデュオ。KISHOWとe-ZUKAがそれぞれ「牛山」「牛塚」の名前で、牛の着ぐるみパジャマ姿に扮して活動する。 2013年3月10日に本牧バックロットにてミニライブを実施し、ライブの模様は第9・10回にて放送された。この他、2014年1月3日「2014新春たまアリ直前生放送スペシャル!」、第2期2・5・10回にも登場した。 第2期第10回にて某大手精肉会社からのオファーを受け、牛歩パート終了後のseason IIIの企画会議パート内にて牛歩から叙々苑の焼肉弁当が2つ差し入れられたという形で、牛歩の2頭が弁当に加工される結末となった。 一度は食肉加工の結末となったが、大晦日番組イベント「年忘れ!今年のロデオ今年のうちに」の牛歩グッズに関しての協議のため第3期第1回で再登場し、その後第4・6・10回、大晦日イベント「今年のロデオ今年のうちに」にも登場。
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