焼き物の「山賊焼」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 06:54 UTC 版)
焼き物の「山賊焼」は、骨付きの鶏もも肉を一本丸ごとオーブンやグリル、炭火等でニンニク風味の照り焼き風のたれに絡めてあぶり焼きにしたローストチキン風の料理。単に「(骨付きに限らず)鶏肉の照り焼き風」を山賊焼きと称することもある。 岩国市玖珂町にあるレストラン「いろり山賊」で供されることで知られる。「いろり山賊」のルーツは、昭和20年代から広島市的場町にあった居酒屋「的場大学」で、山賊焼は広島時代からあったメニューである。 山口県民の間では、運転免許を取得したら最初のドライブで食べに行く料理として定着している 2020年にはカルビーから山賊焼味のポテトチップスが発売された。 なお、「山賊焼」「山賊焼き」の商標は、食肉用調味料大手の日本食研が保有している。同社の販売している「山賊焼のたれ」の調理方法では、「鉄板で焼いた鶏肉にたれをからめながら煮詰める」という、山口の山賊焼きに類似したレシピを紹介している。
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