無断パロディ化による軋轢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 22:22 UTC 版)
「仮面ノリダー」の記事における「無断パロディ化による軋轢」の解説
本作は本家『仮面ライダーシリーズ』の原作者である石ノ森章太郎(石森プロ)や、制作会社の東映、および製作局である毎日放送に正式な承諾を取らず、無断でパロディ化したため、本家側から抗議を受けた挙句、続編の『仮面ノリダーV2』も含め作品のソフト化を一切禁じられた。 本家・仮面ライダーシリーズ(昭和仮面ライダーシリーズ)後期の『仮面ライダーBLACK』『仮面ライダーBLACK RX』で主人公・南光太郎を演じた倉田てつをは、BLACK出演当時にフジテレビ側から出演オファーが届いていたものの、結局東映側から許可が下りなかった為に断念したという。また当時の撮影現場では、ノリダーに関する話題はタブーであったとのことである。 一方で、昭和ライダーシリーズ前期から中期の初代『仮面ライダー』~『仮面ライダーZX』のプロデューサーであった平山亨の息子が、平山自身も仮面ノリダー本編を笑いながら見ていたと証言している。 当時は「バラエティ番組のソフト化」が皆無といっていい状況であり(本作もバラエティ番組の一コーナーである)、基本的に出演者とはソフト販売を前提としない放送のみの契約であった。そのため仮にこのような軋轢がなかったとしても、あらためて各出演者(故人の場合はその遺族)との再契約の必要が生じるなど、結局権利問題の面でソフト化のハードルは非常に高いものとなっている。しかしながらDVD化の署名運動まで行われるなど、現在においても人気は根強い。 同時期に放送されていた『オレたちひょうきん族』の『かまへんライダー』や、後年同じフジテレビ系で放送された『ダウンタウンのごっつええ感じ』にて行われた『秘密戦隊ゴレンジャー』のパロディコントである『世紀末戦隊ゴレンジャイ』の場合は、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}当初から版権元に許可を得ていたため[要出典]、問題なくソフト化されている。
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